迷い



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ロミオが携帯を取り出した。
番号を押す。









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アイビー『はい。』

ロミオ「よぉ。」

アイビー『・・・どうしたんですか?』

ロミオ「今暇か?」

アイビー『・・・・・・なんでですか?』









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ロミオ「暇ならこれから飲みに行かないかと思ったんだが。」

アイビー『・・・今日は・・・やめときます。』

ロミオ「・・・そうか。」

アイビー『ごめんなさい・・・。』









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ロミオ「いや。急に電話して悪かったな。」

アイビー『いいえ・・・。』

ロミオ「じゃあ明日スタジオでな。」

アイビー『はい。』









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電話を切る。













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ロミオ「・・・・。」       













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翌日。


アイビー「よろしくお願いしま~す。」


衣装に着替えたアイビーがスタジオに入ってくる。









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レイ「アイビーちゃん。」

アイビー「レイさん。」

レイ「久しぶり。」










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アイビー「お久しぶりです。今日は一緒の撮影ですか?」

レイ「そうみたいだね。よろしくね。」

アイビー「はい。よろしくお願いします。」






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ロミオ「はじめるぞ。」

アイビー「はい。」

レイ「はいは~い。」









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アイビー「よろしくお願いしま~す。」

ロミオ「おう。」

レイ「よろしく~。」









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スタジオにシャッター音が響く。












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アイビーとレイが見つめ合う。












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ロミオ「今日はこれで終わりだ。お疲れさん。」

アイビー「ありがとうございました。」

レイ「お疲れ~。」











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アイビー「お疲れ様でした~。」

ロミオ「おう。お疲れ。」


アイビーたちがスタジオを出て行く。











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廊下でアイビーを待っていたレイが声をかける。


レイ「アイビーちゃん。」

アイビー「レイさん。どうしたんですか?」










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レイ「このあと暇?飲みに行かない?」

アイビー「飲みにですか?」

レイ「あ、次の仕事残ってる?」











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アイビー「・・・・いえ。大丈夫です。」

レイ「ホント?じゃあ、行く?」

アイビー「はい。」











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レイ「じゃあ着替えたら下で待ってるね。」

アイビー「はい。急いで行きますね。」

レイ「うん。じゃああとでね。」

アイビー「はい。」










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ロミオ「・・・・。」














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ロミオ「 (めんどくせぇな・・・・。) 」














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レイ「アイビーちゃん、ホントうまいね。」

アイビー「そんなことないですよ~。」

レイ「ホントだって。それに、近くでみるとホントかわいいな。」

アイビー「レイさんってばw 持ち上げるのうまいですねw」











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レイ「ホントだよ。いつもかわいいな~って思ってたんだ。」

アイビー「ありがとうございますw」

レイ「アイビーちゃん、このあとうち来ない?」

アイビー「え?」

レイ「ふたりっきりになれる場所に行きたいな~ってさ。」










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レイ「ね?行こうよ。」

アイビー「あ、サムちゃん。」

レイ「え?」










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サマンサ「アイビーちゃ~ん。呼んでくれてありがと~。ちょうど暇してたんだよね!」

アイビー「こちらこそ来てくれてありがと~。仕事じゃなかったの?」

サマンサ「うん。今日は休みだったんだ~。家にいてもつまんなくってw」










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レイ「サムなんでいんの?」

サマンサ「なにって呼ばれたから来たのよ?」

アイビー「私が呼んだんです。人数多いほうが楽しいと思って。サムちゃんにも会いたかったし。」

サマンサ「えへへ♪ 私も会いたかった~。」

アイビー「踊ったらのど渇いちゃったな。なんか飲みません?」

サマンサ「いいね~。飲む飲む!」







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アイビーがカウンターへ向かう。


レイ「おい。なんで来るんだよ。」

サマンサ「なによ。来たら悪いの?」









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レイ「悪いに決まってるだろ。お前ちょっとは気遣えよ。」

サマンサ「はぁ?あんたこそ嫌がられてるの気付きなさいよね。」

レイ「は?」










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サマンサ「悪いけど、アイビーちゃんはあんたみたいな男タイプじゃないみたいだから。」

レイ「なんでお前がそんなこと知ってんだよ。」

サマンサ「アイビーちゃんは私の友達なの。手出さないでよね。」

レイ「邪魔するつもりかよ。」

サマンサ「残念ながらアイビーちゃんはあんたのことなんて眼中にないわよ~。」









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サマンサ「私も飲も~っと♪」


サマンサがカウンターへ向かう。









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レイ「 (くそっ・・・。サムのやつ・・・・。) 」













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サマンサ「Mens BiBiの新人、最近爽やか系かチャラいの多くない?」

レイ「しょうがないだろ。そういうのが流行りなんだから。」

サマンサ「もっとワイルド系とか入んないのかな~。私そういうのが好きなんだけどな。アイビーちゃんはどういう男がタイプ?」


アイビーの電話が鳴る。








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アイビー「ごめんなさい。ちょっと出てくるね。」

サマンサ「は~い。」


アイビーが席を離れる。









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フロアの中は大音量で音楽が流れている。
アイビーは入り口付近まで移動した。












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アイビー「はい。」

ロミオ『よぉ。』

アイビー「ロミオさん・・・。」











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ロミオ『レイと一緒か?』

アイビー「・・・・はい。」

ロミオ『大丈夫か?』

アイビー「サムちゃんが来てくれたので・・・大丈夫です。』










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ロミオ『お前に会いたい。』

アイビー「・・・・。」

ロミオ『・・・・嫌か?』

アイビー「・・・・私も・・・・ちゃんと話したい。」









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ロミオ『・・・どこの店だ。今から迎えに行く。』

アイビー「ううん。私がそっちに行く。」

ロミオ『・・・・わかった。気をつけて来いよ。』

アイビー「うん・・・。」