スポンサーサイト
- Day:--.--.-- --:--
- Cat:スポンサー広告
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Blue Sky ~sims3 story~ へようこそ。
ラトーシャ「ディーンのおうちに?」
ラトーシャ「なんであたしを・・・?」
ディーン『いつもお世話になってるから招待したいだって。』
ラトーシャ「でも・・・・。」
ディーン『なんか浮気を疑ってるみたいなんだよ。俺たちのこと。』
ラトーシャ「え?なにそれ・・・。」
ディーン『違うって言っても聞かなくてさ~。浮気してないなら連れてこられるでしょ、だって。マジかんべんしてほしいよなw』
ラトーシャ「・・・・。」
ディーン『土曜日の晩は開いてる?一度だけでいいから会ってやってほしいんだ。』
ラトーシャ「・・・うん・・・・。」
ディーン『ホントごめんな。今度おごるからさ。』
ラトーシャ「・・・・うん。」
ディーン『じゃあ土曜日な。』
電話を切る。
しばらく携帯をみつめるラトーシャ。
ラトーシャ「 (ディーンはあたしの前ではいつも彼女の話はしなかった。だから彼女がいたことなんて忘れられたし平気にできた。) 」
ラトーシャ「 (でも二人が一緒のところなんて見たら・・・・あたし平気でいられるのかな?) 」
土曜日。
ラトーシャは一軒の家の玄関前に立つ。
ラトーシャ「 (来ちゃった・・・。) 」
ラトーシャ「 (あたし・・・なにやってるんだろ・・・・。) 」
緊張しながらチャイムを鳴らす。
ロビン「はぁ~い!」
勢いよく玄関が開いて、ロビンが現れた。
ロビン「いらっしゃ~い。待ってたよ~。」
ラトーシャ「こんばんは。お招きいただいてありがとうございます・・・。」
ロビン「あははっ。こちらこそわざわざ来てくれてありがとうね!ディーン!ラトちゃん来たよ~。」
ディーンが部屋の奥からやってきた。
ディーン「よぉ。いらっしゃい。」
ラトーシャ「うん。」
ディーン「今日は朝からバタバタだったんだぞ?お前が来るからって掃除したり・・・。」
ロビン「もう!言わない約束でしょ~。」
ディーン「あ、ごめんwww」
ロビン「ていうか・・・それ一緒のパンツ、だよね?」
ラトーシャ「あ・・・・ホントだ。」
ロビン「色違いだぁ~。あははw なんか気が合うかもね、あたしたちw」
ラトーシャ「そうかも・・・。」
3人は小さいキッチンでロビンの作った料理を食べる。
ディーン「見た目よりはいけるな。」
ロビン「なによそれ~。がんばって作ったんだからね!」
ラトーシャ「おいしいよ。」
ロビン「ホント?」
ディーン「よかったな。ラトは料理人だから、プロに褒められたじゃんw」
ロビン「そうなんだ~?」
ラトーシャ「ロビンちゃんはなんの仕事してるの?」
ロビン「あたし?探偵!」
ラトーシャ「探偵?」
ロビン「そっ。子供のころからの夢だったんだ~。でもこれが意外と地味な仕事で大変なんだけどね~。」
ラトーシャ「へぇ~。どういうことするの?」
ロビン「浮気調査とかがほとんどだけど、たまに人探しとかかな~。」
ラトーシャ「へぇ~・・・・。警察みたいだね。」
ロビン「うんうん。」
ディーン「こいつほっといたら俺の浮気調査もやりだしそうだったからなw」
ロビン「だって~、毎週のように会ってるでしょ?そりゃあ怪しむわよ~。」
ディーン「ホントに浮気してたら女と会ってるなんて言わね~ってw」
ロビン「いやいや、最近はわかんないからね~。」
ディーン「俺たちは親が昔からの知り合いだからっていうので、小さいころからよく遊んでたんだよな。幼稚園からずっと学校も一緒だったし。だからもう家族みたいなもんなんだよ。な?」
ラトーシャ「うん。ディーンの双子の妹とあたしはずっと親友だし。今も一緒にルームシェアしてるから。」
ロビン「へぇ~。そうなんだ?アイビーちゃんだっけ?」
ラトーシャ「うん。」
ロビン「私も今度遊びに行きたいな。ルームシェアのおうち。」
ラトーシャ「よかったら是非・・・・。」
ディーン「ロビン、これで俺たちの疑い晴れただろ?」
ロビン「そうだね~。でもホント不安だったんだよ?ディーンは記念日の日もラトちゃんに会いにいっちゃうし。」
ディーン「あれはホントごめんってw」
ラトーシャ「なにもないから。心配しなくていいよ。」
ロビン「うん。そうだね。」
ロビン「ここ1階が大家さんで2階が賃貸なんだけどね~。大家さんこぉ~んな太ったおばちゃんでねw 階段あがるのがつらいんだってw だから賃貸にしたらしいよw」
ラトーシャ「そうなんだ?最初知らなくて1階に行きそうになっちゃった。」
ロビン「ははっ。よく間違われるみたいw 郵便が大家さんのところに届くんだよね~。でも安いしすごく気に入ってるんだ~。」
ラトーシャ「へぇ~。綺麗だし、わりと広いよね。」
ロビン「うんうん。大学のときから住んでたんだけど、そこにディーンが転がり込んできたってわけw」
ラトーシャ「そうなんだ?」
ロビン「ねぇねぇラトちゃんは恋人いないの?」
ラトーシャ「え・・・・うん。」
ロビン「好きな人は~?」
ラトーシャ「まぁ・・・・気になる人なら・・・。」
ディーン「そういえばこないだどうだったんだ?」
ロビン「こないだってなに?」
ディーン「デートだったんだよな?」
ラトーシャ「いや、デートっていうか・・・。」
ディーン「違うの?」
ラトーシャ「ちょっと遊んでただけだし・・・。」
ロビン「へぇ~。告白はしないの?」
ラトーシャ「そういうの、ガラじゃないっていうか・・・。」
ロビン「え~そんなことないよ~。今は女の子のほうからもガンガンいかないとね!草食男子増えてるからw」
ラトーシャ「そうだね。」
ロビン「ディーンもこっちからアプローチしてるのに最初全然気づいてくれなくてさ~。結局あたしから告ったんだよね~。」
ディーン「え?そうだったの?」
ロビン「ほら、やっぱり気づいてなかったw 鈍感だからさ~w」
ラトーシャ「そうだね。」
ロビン「ラトちゃん連絡先交換しない?」
ラトーシャ「え?」
ロビン「なんかファッションの趣味も似てるし、あたしたち気が合いそうじゃない?」
ラトーシャ「・・・そうだね。」
ロビン「今度一緒に買い物行こうよ。ねっ?」
ラトーシャ「うん・・・。」
帰る時間になり、玄関まで送る二人。
ラトーシャ「ありがとう。お食事も、おいしかった。」
ロビン「よかったらまた遊びに来てね!」
ラトーシャ「うん。」
ディーン「遅くなっちゃったな。俺送ってくよ。」
ラトーシャ「大丈夫。ここから駅近いし。」
ディーン「でもこの辺結構治安よくないから。」
ラトーシャ「慣れてるから。平気だよ。」
ロビン「ディーン、送ってってあげて。」
ディーン「うん。」
ラトーシャ「でも・・・・悪いし。」
ロビン「いいのいいの。女の子なんだし。こういうときは甘えないと。」
ラトーシャ「・・・いいの?」
ロビン「もちろん♪すぐ返してくれれば全然いいよ~w」
ディーン「俺は物じゃねーっつーのw」
ラトーシャ「じゃあ、お願いします。」
ロビン「うんw じゃあ気をつけてね!」
ラトーシャ「うん。ありがとう。おやすみなさい。」
ロビン「おやすみ~!」
ラトーシャとディーンが階段を降りていく。
ロビンは二人の後姿を見送っていた。
ディーン「今日はわざわざありがとな。」
ラトーシャ「うん。こちらこそ・・・もてなしてもらって・・・。」
ディーン「これであいつも安心したかもなw」
ラトーシャ「いい子だね。ロビンちゃん。」
ディーン「あぁ。気が強いけどな~。」
ラトーシャ「そうなんだ?」
ディーン「喧嘩してもいつも俺が折れるしw まぁ俺が悪いことが多いんだけどさw」
ラトーシャ「へぇ~。」
ディーン「でも二人とも、仲良くしてくれて嬉しい。」
ラトーシャ「え・・・?」
ディーン「でも二人が俺より仲良くなっちゃったらちょっと悲しいけどなw 呑み友達がいなくなるしw」
ディーン「ただいま~。」
ラトーシャを送って帰ってきたディーンが玄関を開けると下着姿のロビンが立っていた。
ロビン「おかえり。」
ディーン「どうしたんだ?そんなカッコで。」
ロビン「ムラムラする?」
ディーン「え・・・?」
ロビン「誘惑してんの。」
ディーン「ロビン・・・?」
ロビン「ねぇ、エッチしよ?」
ディーン「急にどうしたんだよ?」
ロビン「ねぇ、いいでしょ?しよ?」
ディーン「ロビン?」
ロビン「しぃ~。」
ロビンがディーンの唇をふさぐ。
ロビン「 (ディーンはあたしのもの。誰にも渡さない。) 」
薄暗い寝室。
ベッドの上で絡み合う二人。
ディーン「ハァハァ・・・。」
ロビン「ディーン。」
ロビン「あたしのこと、好き?」
ディーン「もちろん・・・好きだよ。」
ロビン「どのくらい?今までの中で一番好き?」
ディーン「あぁ・・・・。」
ロビン「愛してる?」
ディーン「あぁ。」
ロビン「愛してるって言って。」
ディーン「ロビン・・・愛してるよ。」
ロビン「あたしも・・・愛してる。」
ロビン「アァ・・・・・・ディーン・・・・・。」