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Blue Sky ~sims3 story~ へようこそ。
アイビーとロミオはバーに来ていた。
ロミオ「そろそろ帰るか。」
アイビー「うん。」
二人が店を後にする。
深夜の街を走る。
ロミオ「お前、明日は仕事か?」
アイビー「午後から。ロミオさんは?」
ロミオ「俺もそのくらいだな。」
アイビー「星・・・。」
ロミオ「今日はいっぱい見えるな。」
アイビー「もう秋ですもんね。」
ロミオ「寒くないか?」
アイビー「平気です。」
車がロミオの古倉庫前までやってきた。
アイビー「 (あれ・・・?) 」
ガレージに車を停めて降りる。
アイビー「あの・・・。」
ロミオ「なんだ?」
アイビー「送ってくれるんじゃなかったの・・・?」
ロミオ「帰りたいのか?」
アイビー「・・・・。」
ロミオ「嫌なら送っていく。」
アイビー「嫌じゃないけど・・・。」
ロミオ「・・・あがれ。」
アイビー「・・・はい。」
ロミオが階段を上っていく。
アイビー「 (男の人の家にあがるってことはやっぱり・・・・そうゆうことだよね?) 」
アイビーが階段を上っていく。
アイビー「 (新しい恋かぁ・・・。私、もう好きになっちゃってるのかな・・・?) 」
上で待っていたロミオがアイビーを抱きしめてキスする。
アイビー「 ! 」
アイビー「 (なんか私・・・・どんどんロミオさんのペースに巻き込まれていっちゃってる・・・・。) 」
二人はキスしたままゆっくりと寝室のほうへ移動していく。
アイビー「ロミオさん・・・。」
ロミオ「なんだ?」
アイビー「よくここに女の子入れてる?」
ロミオ「いや。なんでだ?」
アイビー「そういうことよくあるのかと思って・・・。」
ロミオ「ここに女が来たのはお前で2人目だ。」
アイビー「ミランダさんを含めて?」
ロミオ「いや。」
アイビー「・・・・。」
ロミオ「あいつとは付き合いが長いんだ。」
アイビー「そうなんだ・・・?」
ロミオ「気になるか?」
アイビー「うん・・・・。」
ロミオ「・・・・そのうちな。」
アイビー「そのうちって・・・・。」
ロミオがアイビーの唇を塞ぐ。
ロビンとディーンの家。
ベッドに入る前におしゃべりをしている二人。
ディーンの携帯が鳴る。
ロビン「1時だよ?こんな時間に誰?」
ディーン「職場かな・・・?」
ディーンがベッドから起き上がる。
電話に出る。
ディーン「もしもし。」
ディーン「・・・うん。・・・・わかった。すぐ行く。」
ロビン「 ? 」
ディーンが電話を切る。
ディーンが急いで着替える。
ロビン「どこ行くの?」
ディーン「病院に行ってくる。ラトが事故って今うちの病院にいるらしい。」
ロビン「え?」
ディーン「先に寝てて。」
ロビン「ちょっと待ってよ。なんで今行くわけ?夜中だよ?見舞いなら明日に・・・。」
ディーン「たいしたことないらしくてすぐ帰れるらしいんだ。だから迎えに行ってくる。」
ロビン「なんで?なんでディーンが行くの?」
ディーン「実家遠いし、頼れる人いないだろ?」
ロビン「やだ。行かないで。なんでディーンなの?ほかにかわりはいるでしょ?」
ディーン「親友が頼ってきてるのに見捨てられないだろ?」
ロビン「もう夜中の1時だよ?こんな時間に呼び出すなんて非常識だよ。」
ディーン「しょうがないだろ?事故ってパニクってるみたいだし。」
ロビン「ダメ。絶対行かせない。」
ディーン「ロビン・・・わかってくれ。」
ロビン「いやよ。わかんない!行かないで。」
ディーン「頼むよ。すぐ戻るから。」
ロビン「ディーン!」
ディーンが部屋を出て行く。
ロビン「 (なんでよ・・・・・。) 」
病院からディーンとラトーシャが出てくる。
時間はすでに4時を回っていた。
ラトーシャ「ごめん・・・・泣いたりして。」
ディーン「俺の顔みたら安心したんだろ?」
ラトーシャ「・・・・うん。」
ディーン「もう落ち着いた?」
ラトーシャ「うん。」
ディーン「ホントにどこも怪我はないのか?」
ラトーシャ「うん・・・・。お医者さんは後から来るときもあるって言ってたけど。」
ディーン「あぁ。ムチウチなんかはな。明日もまた検査に来いよ。」
ラトーシャ「うん・・・。」
ディーン「無事でよかったよ。電話きたときはマジで焦ったぞ。」
ラトーシャ「ごめんね。夜中なのに・・・。寝てた?」
ディーン「いや・・・。」
ラトーシャ「明日も仕事だよね?」
ディーン「あぁ。明日は夜勤だから平気だ。」
ラトーシャ「そっか・・・。」
ディーン「帰るか。アイビーたちは家にいるんだろ?」
ラトーシャ「うん。」
ディーンの車で二人はシェアハウスへ向かう。
ラトーシャ「ディーン・・・。」
ディーン「ん?」
ラトーシャ「ロビンちゃんには伝えてきたの?」
ディーン「あぁ。」
ラトーシャ「大丈夫だった?」
ディーン「大丈夫だろ?」
ラトーシャ「ごめんって謝っといて。」
ディーン「あぁ。わかった。」
ディーン「そういえばお前さ。」
ラトーシャ「え?」
ディーン「好きなやついるって言ってただろ?どうなったんだ?」
ラトーシャ「べつにどうも・・・。」
ディーン「そうなのか。」
ディーン「告白すればいいのに。」
ラトーシャ「・・・・彼女いるんだって。」
ディーン「そっか~、残念だな。・・・・まぁ、そのうちいい人現れるよ、お前なら。」
ラトーシャ「・・・・うん。」
ラトーシャ「わざわざありがとうね。」
ディーン「あぁ。」
ラトーシャ「ディーン・・・・。」
ディーン「ん?」
ラトーシャ「ごめんね。迷惑かけて・・・。」
ディーン「ホントだよ。マジ心配したぞw」
ラトーシャ「・・・。」
ディーン「軽い接触だけで済んでよかったよ。自転車はマジで気をつけろよ?」
ラトーシャ「うん・・・。」
ディーン「ていうか職場まで自転車で通うの危ねぇだろw なにかんがえてんだ。」
ラトーシャ「交通費浮かそうと思って・・・。」
ディーン「お前、今日みたいに遅い日もあるんだろ?女なんだからもうちょっと自分の身守れよ?」
ラトーシャ「・・・うん。」
ディーン「遅くなるときはちゃんと電車で通え。」
ラトーシャ「・・・わかった。」
ディーン「じゃあな。」
ラトーシャ「ディーン・・・。」
ディーン「なんだ?」
ラトーシャ「・・・・おやすみ。」
ディーン「あぁ。おやすみ。」
ディーンが立ち去る。