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Blue Sky ~sims3 story~ へようこそ。
二人は全員をリビングへ集めた。
プロト「俺たち、婚約したんだ。式も決まったから、結婚式が終わったらここを出て行くことになった。」
マリア「素敵ね!二人ともおめでとう!」
カイト「先越されちゃったな。」
ヴィクトリア「おめでとう、メアリー。ようやくだね。」
メアリーケイト「ありがと~。」
プロト「よろしくな、義姉さんw」
ヴィクトリア「なんかその呼び方やだ~w。」
ヴィクトリア「引越し先は決まったの?」
メアリーケイト「パパたちに相談したら、実家に住めって言われたから二人であの家に住むことになったよ。」
ヴィクトリア「そうなんだ?それがいいね。」
あっという間に半月が過ぎ、結婚式当日となった。
マリーゴールドとジャイメも海外から一時帰国して式に出席した。
純白のドレスに包まれた花嫁。
指輪の交換が行われる。
誓いのキス。
式場が歓声に沸いた。
ジャイメは感動して泣いている。
その隣で新婦の父、マリーゴールドは複雑な表情をしていた。
マリーゴールド「 (まさか一番先にメアリーが嫁に行くなんてな・・・。離れていても寂しいもんだな・・・。) 」
クレア「 (お姉ちゃん、綺麗だな・・・。ずっと好きだった人と結婚できるなんて、幸せだろうな・・・。) 」
メアリーケイト「プロト、あたし今この瞬間世界で一番幸せな女の子だね。」
プロト「俺も世界で一番幸せだよ。メアリーみたいなかわいい嫁さん、ほかにいないよ。」
人目も気にせず二人の世界に入るメアリーとプロト。
招待客がいっせいにライスシャワーを投げた。
会場は歓喜に沸いた。
式のあとは隣の会場でケーキカットが行われた。
メアリーケイト「ハネムーン、楽しみだな~♪」
プロト「休みとれてよかったね~。」
メアリーケイト「うん。事務所の社長に感謝だね!お土産買ってこないと。」
あれ以来、出張でほとんど家にいなかったJ。
クレアとも話す機会がなかった。
クレアがJに駆け寄る。
クレア「J、おかえり。式に間に合ったんだね。」
J「あぁ。俺だけ先に帰らせてもらったから。」
クレア「この前のことなんだけど・・・。」
J「この前のってなんだ?」
クレア「・・・・・・キス・・・・したでしょ?」
J「あぁ。あれか。」
クレア「・・・・。」
J「むかついたからちょっとからかっただけだよ。別に意味はない。」
クレア「冗談・・・・だったの・・・?」
J「あんまりしつこいから黙らそうとしただけだ。」
クレア「・・・・・。」
J「お前みたいな子供に興味ねえよ。」
J「じゃあな。」
Jが立ち去る。
その場に立ち尽くすクレア。
クレア「 (こっぱみじんって・・・・こういうことか。なんか・・・・涙も出ないや・・・・。) 」
式のあとはスカイブルー家の家族が揃い、実家でくつろいでいた。
ジャイメ「メアリーたち明日はハネムーンに出発するんでしょ?疲れてるだろうし今夜は早く寝なきゃね。」
メアリーケイト「ママたちの見送り行けなくてごめんね。」
ジャイメ「そんなのいいわよ。一生に一度のハネムーンだもの。ゆっくりしてらっしゃい。」
プロト「家のこと、本当にありがとうございます。」
ジャイメ「いいのよ、どうせ売るかどうか迷ってたところだもの。」
メアリーケイト「ママたち帰ってこないの?」
ジャイメ「アメリカが気に入っちゃってね~。」
マリーゴールド「そうだクレア。大学のほうはもう決まったのか?」
クレア「うん。隣の街の大学に行こうかと思って。ここから通学もできるし。」
マリーゴールド「どうせだから海外の学校を目指してみたらどうだ?」
クレア「え?」
マリーゴールド「お前は小説家になりたいんだろう?だったらもっと世界に出て、いろいろ経験したほうがいいとパパは思うぞ。」
クレア「・・・・そうだね。」
マリーゴールド「パパたちの住む街にすごくいい大学があるんだ。環境もいいし、教授もいい先生が多いぞ。お前の成績ならちょっとがんばれば受かるだろう。」
ヴィクトリア「海外の大学なんて素敵ね!」
ジャイメ「綺麗な街なのよ~。そこの大学はなかなか評判もいいのよ。」
クレア「・・・・調べてみるよ。」
クレア「 (アメリカか・・・・。) 」