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Blue Sky ~sims3 story~ へようこそ。
ローガン「濃厚だな。」
ララ「・・・・・・・。」
ローガン「・・・・おい。」
ララ「・・・・。」
ローガン「ちょっとこっち。」
ローガンがララの腕を引っ張ってその場を離れた。
ララ「ちょっとっ・・・。」
ララ「なにするのよ。」
ローガン「お前まだ引きずってんのかよ。」
ララ「あんたに関係ないでしょ。」
ローガン「振られただろ。いいかげん忘れろよ。」
ララ「ほっといてよ。あんたになにがわかるのよ。」
ローガン「わかりたくもないね。」
ローガン「愛だの恋だの、ばかばかしい。」
ララ「なにいってんの?」
ローガン「俺はお前みたいな女が一番嫌いなんだよ。恋する自分に酔ってるだけだろ。」
ララ「なんですって?」
ローガン「恋なんて所詮妄想なんだよ。いいかげん目覚ませ。」
ララ「・・・・・。」
ララ「あんた、恋したことないんでしょ?」
ローガン「そんなものしたくもない。人間なんて、自分の子孫残すために性欲があるだけ。恋なんてそのための妄想にすぎないんだ。」
ララ「なにそれ・・・・。」
ララ「あんた・・・・どうしてそんな風な考え方なの?よっぽどひどい失恋でもしたんでしょ。」
ローガン「してない。」
ララ「じゃあ恋愛に対してなにかひどいトラウマでもあるんじゃないの?」
ローガン「俺のことはどうでもいいんだよ。今はお前だろ。」
ララ「忘れようとしてるわよ、私だって。でもそんな簡単なもんじゃないのよ。あんたみたいな恋もしたことない男にわかるわけないでしょ。」
ローガン「だから妄想だって言ってるだろ。要は自分の考え方次第なんだよ。」
ララ「そんな簡単に考え方変えられたらもっと楽に生きてるわよ。」
ローガン「結局なにがしたいわけ?最終的に性欲を満たしたいだけだろ?」
ララ「そんなことじゃ・・・。」
いきなりローガンの顔が近づいてきてキスした。
ララ「!」
ローガン「キスなんてこんなもんだ。気持ちがなくても誰だってできる。なんだったらセックスもする?」
ララ「な・・・。」
ララ「なにすんのよ!!ファーストキスだったのにひどい!あんたホント最低ね!」
ローガン「最初も最後も関係ねぇだろ。」
アイビー「二人ともどうしたの?」
ララ「アイビー・・・・。」
アイビー「なにかあった?」
ララ「ジーンさん、行きましょ!」
ララ「帰りは一緒じゃないと罰ゲームよ。」
ジーン「そうだな。」
ララがジーンと墓地を出て行く。
アイビー「怒鳴り声聞こえたけど・・・・・ララと喧嘩でもしたの?」
ローガン「・・・・・べつに。」
ラトーシャ「ねぇ、ディーン。」
ディーン「うん?」
ラトーシャ「この間の女の人のことだけど・・・・。」
ディーン「あぁ。・・・・・・終わったよ。」
ラトーシャ「え・・・・?」
ディーン「引っ越したんだ、彼女。振られたってわけ。」
ラトーシャ「そうだったんだ・・・・。」
ディーン「やっぱ無理だったのかもな。年離れすぎてるもんな。」
ラトーシャ「・・・・・・。」
ディーン「もう当分恋愛はいいや。」
ラトーシャ「そっか・・・・。」
二人は墓地に到着した。
ディーン「はじめてきたけど意外に明るいんだな。」
ラトーシャ「・・・・。」
ディーン「ラト?」
ラトーシャ「あ、うん。そうだね。」
ディーン「ラト。お前顔色悪いぞ?」
ラトーシャ「なんか、寒気がして・・・・。」
ディーン「大丈夫か?」
ディーン「気分悪い?」
ラトーシャ「ちょっと・・・。」
ディーン「さっさと帰ろうか。」
ラトーシャ「うん・・・。」
ガサッ
ラトーシャ「キャーーー!」
ディーン「!」
ラトーシャがディーンに抱きついた。
ラトーシャ「こわいよ~~~~!ひ~~~~ん。」
泣き出すラトーシャ。
ディーン「ちょ・・・そういえばお前怖がりだったっけ?」
ラトーシャ「え~~~~ん。もうやだ~~~。帰りたいよ~~~~。」
ディーン「大丈夫だよ。俺がいるだろ。」
ラトーシャの背中をやさしくなでる。
ラトーシャ「ひっく・・・・ぐす・・・・。」
ディーン「ほら。なんにもいないって。な?」
ラトーシャ「ぐすっ・・・・・・・ホント?ホントになにもいない?」
ディーン「いないいない。俺とお前だけだよ。(つーかラト、意外におっぱいでかいんだな・・・・やわらけぇ////) 」
ラトーシャ「ぐすっ・・・・ごめん・・・・・。急に抱きついたりして。」
ディーン「いや。全然大丈夫。(むしろもうちょっと胸の感触を・・・。) 」
ラトーシャ「怖いから・・・・・手つないでてくれる?」
ディーン「あぁ、いいよ。(意外に女の子なんだな。) 」
ディーンとラトーシャがようやくゴール地点に現れた。
レオン「やっと来たか。遅かったな。」
ディーン「ごめんごめん。」
レオン「じゃあ帰るか~。みんな車に乗り込んで。」
キャンプ地の湖へ戻った7人。
男女で分かれて屋根の下に寝袋を広げる。
ディーン「おやすみ~。」
レオン「おやすみ。」
ローガン「おやすみ。」
ジーン「ZZZZ・・・・。」
アイビーたちもあっという間に眠りについた。
夏休みが終わった。