二組のデート


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次の週末、マリアとJはデートをしていた。



マリア「サッカー観戦なんてはじめてよ。」


J「ごめんな。つき合わせて。」


マリア「ううん。嬉しかった。」


J「え?」











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マリア「Jの好きなものは全部知りたいもの。」


J「そっか。」


マリア「Jは中学と高校でサッカーやってたわよね。」


J「あぁ。マリアは・・・・。」


マリア「私は茶道部だったわ。」


J「そうなのか。」


マリア「・・・・・・・今日はこのあとどうする?」











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J「ごめん。明日までに読まなきゃいけない資料があって・・・。」


マリア「そうなの?」


J「ごめんな。」


マリア「ううん。・・・・・しかたないわよ。」










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マリア「 (また今日も午後でデートは終わりかぁ・・・・。来週で付き合って1ヶ月たつのに、Jはまだキス以外なにもしてこない・・・・・。) 」













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一方こちらもデート中の二人。



ビリー「映画すっごく怖かったね!僕ああいうの苦手で。イブちゃん全然怖がってなかったね!」


イブ「うん。あたしホラー好きなんだ。」


ビリー「イブちゃんはすごいなぁ。」









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ビリー「そろそろおなかすいたね?ちょっと早いけどお昼食べに行く?」


イブ「その前に、買い物行こうよ。」


ビリー「え?買い物?」


イブ「ちょっとそのカッコ、変だよ。」










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ビリー「そうかなぁ?イブちゃんに言われたとおりコンタクトにしてきたんだけどな・・・。」


イブ「コンタクトはいいんだけど、そのファッション!あとなんでサンダルなの?」


ビリー「蒸れないから好きなんだけど・・・。」


イブ「服あたしが選んであげるから、行くよ!」


ビリー「うん。」









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店員「ありやした~。」



アパレルショップから出てきた二人。










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イブ「すごくいいじゃん!」


ビリー「そうかな?ちょっと照れちゃうな。」


イブ「そのカッコならナンパもひっかかるよ。」


ビリー「ナンパなんて・・・・僕はイブちゃんだけだよ。」


イブ「・・・・・・・・(髪型どうしようかな~。このままでも意外に悪くないんだよね・・・。) 」










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ビリー「じゃあ次はご飯にしようよ。」


イブ「あたし、あんたんちに行きたい。」


ビリー「え??でもご飯・・・。」


イブ「ビリーのおうち見てみたいな~。」


ビリー「じゃ、じゃあ僕んちの近くにいつも行くダイナーがあるんだ。そこに先に行ってお昼食べてからにしない?」


イブ「べつにいいよ。」


ビリー「ほっ。」










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ビリーの車でダイナーへ向かう。



イブ「車きれいにしてるね~。」


ビリー「うん。この子僕の相棒なんだ♪」











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ダイナーに着き、車から降りる。



ビリー「ここのフィッシュアンドチップスすごくおいしいんだ~♪」


イブ「へぇ~。(早く家が見たいんだけど) 」



ビリーはようやくお昼にありつけて嬉しそうだ。









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食事を終え、ビリーが出てくる。



ビリー「あ~おいしかった!」



とても満足げな顔だ。



イブ「じゃあ家に行こう。」


ビリー「うん。といっても歩いていける距離なんだよね。」


イブ「 (こんな街中に住んでるなんて、ホントに金持ちだな。) 」










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ビリー「ここだよ~。」



ビリーの家は大きくはないが新築のいいにおいがした。



イブ「へぇ~、ホントに新築なんだね。」


ビリー「うん。まだ建てて2年目なんだ。」










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イブ「おじゃましま~す。」


ビリー「どうぞ~。ゆっくりして行ってね。」


イブ「うん。(家具もいいやつばっかり。) 」












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ビリー「イブちゃんコーヒーでいいかな?」


イブ「うん。ありがと~。」


ビリー「ちょっと待っててね。」


イブ「部屋みててもいい?」


ビリー「うん。いいよ。」










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イブ「 (こっちは寝室かな?) 」



キッチンの横のドアを入っていくイブ。










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スタイリッシュなベッドに真新しいパソコン。



イブ「 (金持ちって話、ホントだったんだ・・・。趣味もいいし。部屋もすごい綺麗にしてる。) 」











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イブ「 (これって・・・・・あたし当たりくじ引いたんじゃない?!)」




イブ「 (ビリーおしゃれにしたら結構かっこいいし、性格は文句ないし、金持ちだし・・・・・。) 」











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ビリー「イブちゃんコーヒー淹れたよ~。」



ビリーが寝室のドアを開けると、下着姿のイブがベッドに横たわっていた。











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ビリー「イイイイイ、イブちゃん、どどどどうしたの?!」



みるみるうちに真っ赤になるビリー。

しかし目をそらすことなくイブを凝視している。










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イブ「あんたも服脱いでこっちおいでよ。」


ビリー「ええ?!でも僕たちまだ付き合っても・・・・・。」


イブ「いいよ。付き合おう。あたしあんたのこと好きだよ。」


ビリー「ホントにいいの?!」


イブ「うん。あたしだけこんなカッコじゃ恥ずかしいでしょ。早く来てよ・・・。」



ビリーがあわてて服を脱いだ。










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ビリーの上におおいかぶさるイブ。



ビリー「イブちゃん・・・・でも僕どう・・・・・。」


イブ「わかってるよ。あたしだってはじめてなんだから・・・・。」


ビリー「そうだったの?イブちゃん、はじめてなのにこんなに積極的なんて、やっぱりイブちゃんはすごいな・・・。 」


イブ「いいから黙って。」










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イブがビリーに覆いかぶさるようにキスする。



ビリー「ん・・・・んふ。」


イブ「ちょっと、鼻で息しないと死んじゃうでしょwww」


ビリー「そうだよね・・・・えへへ。」


イブ「もう・・・・かわいいな。」



再びキスするイブ。

ビリーの鼻息が荒くなっていく。










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急にイブの体を抱き上げ自分が覆いかぶさるビリー。



ビリー「イイイイイブちゃん!僕もう我慢できないっ。」


イブ「え?ビリーちょ・・・・・。」











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イブ「いててててて!ビリーまっ・・・・・。」


ビリー「イブちゃん!!」













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2回戦。



ビリー「イブちゃん!!大好きだ~!」












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3回戦。



ビリー「イブちゃ~~~~ん!!」













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4回戦。



ビリー「イブちゃんイブちゃんイブちゃん!!!」


イブ「わかったから・・・・。」



日が暮れてきた。











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ビリー「ふぅ。」


イブ「そろそろおなかすかない?もう夕方だしご飯食べに・・・・。」


ビリー「イブちゃん、もう一回・・・・。」


イブ「え?!」










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5回戦。



どうやらビリーは絶倫だったようだ。



イブ「 (・・・・・・・・当たり・・・・じゃなかったかも・・・・・・・・・。) 」