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Blue Sky ~sims3 story~ へようこそ。
日が暮れてビーチを後にした二人はレストランで夕食をとっていた。
K「うまいか?」
クレア「うん。おごってくれてありがとう。」
K「これくらい当たり前だ。」
クレア「ねぇ・・・・・・Kはなんで私に優しくしてくれるの?」
K「お前が好きなんだよ。」
クレア「それはLOVEじゃ・・・。」
K「なんつーのかな。まっすぐなとこが好きなのかもな。」
K「お前はまだ若いし、汚れてない無垢な部分がある。そういうのに惹かれるんだよ。俺みたいな汚れまくった大人は。」
クレア「なにそれ・・・・。」
K「お前のこと、ほっとけねえんだよ。」
K「だからお前はお前のままでいい。無理に背伸びしたりすんな。お前は今のままで十分魅力的だよ。」
クレア「・・・・・うん。」
K「急いで大人になんかならなくていいんだ。」
クレア「・・・・・・・・・。」
レストランを出た後、Kはビーチアパートまでクレアを送り届けた。
クレア「送ってくれてありがと。」
K「あぁ。」
クレア「K・・・・いつもそばにいてくれてありがとうね。」
K「俺が好きでやってることだよ。なんかあったらいつでも呼べよ。」
クレア「うん・・・・。」
K「じゃあな。」
クレア「おやすみなさい。」
K「おやすみ。」
Kが止めていたタクシーに乗って帰っていく。
クレアは車が見えなくなるまで見ていた。
その様子をキッチンから見守るJの姿があった。
プロト「お前から誘うなんて珍しいな。」
J「そうか?」
プロト「なんかあった?」
J「ちょっとイライラしててさ。」
プロト「なになに、愚痴なら聞くよ?」
J「うん・・・・・クレアがさ、兄貴とつるんでるの知ってるだろ?」
プロト「あ~最近よく一緒にいるみたいだね。メアリーから聞いた。」
J「お前も知ってるだろ、兄貴の女癖の悪さ。」
プロト「うんw Kさんが高校のときよく女連れて歩いてるの見たよな。ホテル街行くとこも何度か見たし。」
J「クレアに何度も忠告したのにきかねえんだよ。しかも口出しすんなとか言うしさ。」
プロト「ははw」
J「笑い事じゃねえっつーの。あいつ最近すげえ生意気なんだよ。」
プロト「お前、子供扱いしすぎなんだよw」
J「え?」
プロト「クレアちゃんだってもう高3だよ?そのくらいわかってるよきっと。」
J「でもさ・・・・。」
プロト「それよかお前だよ。」
J「は?」
プロト「彼女誰なんだよw マリアだろ。」
J「・・・・・。」
プロト「自分の気持ちに気づいてるか?お前の頭の中、いま誰が占めてんだよw」
J「・・・・・・。」
プロト「ヴィクトリアのときはすぐ気づいたのにな。」
J「え?」
プロト「別に俺は年齢とか関係ないと思うよ。友達の妹とかそういうのもさ。」
J「なに言って・・・・・。」
プロト「正義感強いのはいいけど、もっと自分に素直になれよ。あと。」
J「?」
プロト「マリアのことも。好きじゃないならずるずる付き合うの、失礼だぞ。」
J「・・・・・・・・。」
数日後、深夜にJの部屋をマリアがたずねた。
J「どうした?」
マリア「ごめんね、忙しい?」
J「まだ仕事が残ってるけど・・・・。」
マリア「眠れなくて・・・・・。一緒に寝てほしいな~って・・・・。」
J「ごめん。まだとうぶん終わりそうにないんだ。」
マリア「そっか・・・・。」
J「眠れないならホットミルク作ってやろうか?」
マリア「ううん、ありがとう。・・・・・ごめんね、忙しいのに。」
J「こっちこそ・・・・・いつもかまってやれなくてごめん・・・・。」
マリア「仕事がんばってね。」
J「あぁ。」
マリア「おやすみなさい。」
J「おやすみ。」
マリアは自分の部屋に戻った。
マリア「 (あれから・・・・やっぱりJはなにもしてこない。) 」
マリア「 (J、私を愛してくれてる?) 」