確信





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週末のデートでマリアとJはバーへ来ていた。












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J「マリア、ちょっとペース早くないか?あんまり飲みすぎるなよ。」


マリア「大丈夫よ、明日休みなんだし。それにJがいてくれるもの。」


J「おいおい・・・・。」












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閉店間際になるとすでにマリアはフラフラだった。



J「だから言っただろ~。まったく・・・。」


マリア「うふふふ。楽しいわね~、J。」


J「そうだな・・・。もう帰るぞ。」











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マリア「いや!帰らない!」


J「なに言ってんだよ。」


マリア「J、お願い。・・・・・・今夜は朝まで一緒にいて。」


J「・・・・・わかったよ。」











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J「ごめん。今日はペントハウス開いてなかった。」


マリア「どこでもいいのに。私はJと一緒ならどこでもいいのよ。」


J「・・・・・うん。」











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マリア「J・・・・愛してるわ。」


J「・・・・・うん。」


マリア「ねぇ・・・・・・・キスして。」












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二人の唇がゆっくり重なる。

アルコールの香りがした。











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突然Jがベッドから離れた。



マリア「・・・・・・J?」


J「ごめん・・・・・・・・・・。」











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マリアが後ろから抱きつく。



マリア「・・・・・・私こそごめんなさい。」


J「いや、俺のせいだ・・・・・・・・。」


マリア「・・・・・・・・こんな日もあるわよね・・・・。」


J「・・・・・・・ごめん。」










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マリア「J、お願いがあるの。」


J「・・・・・・。」


マリア「このまま一緒に寝てくれる?」


J「あぁ・・・・・。」










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ベッドに戻るとすぐにマリアはすやすやと寝息をたてはじめた。

お酒も入っているせいだろう。

Jは眠れないでいた。










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J「 (なにやってんだ俺・・・・・・・・・。) 」











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翌日の午後。

イブがどこかへ電話をかけている。



イブ「はい・・・・すみません。・・・・・明日は大丈夫だと思います。・・・・・・・・はい。」









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電話をきってソファーに座る。

リビングではマリアが映画を観ている。











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マリア「お休みの電話?珍しいわね。」


イブ「うん。なんか体調悪くて・・・。」


マリア「大丈夫?一緒に病院行きましょうか?」


イブ「いや。薬のんで休んでれば平気だよ。」










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イブ「ていうか日曜なのに、今日はデートじゃないんだ?」


マリア「うん・・・・。Jが用事あるみたいで。」


イブ「そっか。最近どうなの?」










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マリア「え?」


イブ「初体験も済ませたんでしょ?うまくいってんの?」


マリア「ええ・・・・・。」










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イブ「そっか、よかったね。Jさん仕事忙しそうだし、大変だよね。」


マリア「ええ・・・・・。そうね・・・・・。」











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マリア「 (Jが私のことを愛してないのはわかってる・・・・・・・。でも・・・・・あなたを放したくないのよ、J。) 」